喝采を浴びている夢平日の 午後に西陽のソファでねむれば
甘夏をへんな形に切り分けて 自己紹介の反省をする
菜の花が次第に減ってゆく日々の 夏への速度息継ぎ浅く
てのひらに死んだ金魚を掬い上げ 濡れたフリルをやさしく撫でた
銀色ににじむ鱗を見て回る とおい陸地でこんなに濡れて
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